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退職希望者を全力で応援する

私は 『辞めたいんです』 と言ってきた部下には全力で応援することにしている。

まずは理由を聞く。

次の仕事が決まってない人にはまず留まるように話す。本人の為に。

だが、8割は仕事を決めて言ってくる。
そしてほとんどが直近で辞めたいと言ってくる。
採用した会社も できるだけ早く来て欲しい と必ず言うからだ。
会社の規定よりも早く辞めたいと言ってくる事も多い。

そんな時私は ≪とにかく希望通りに退職するように全力で応援する!≫
だって、一緒に仕事をしてきた仲間だから!
仲間が新しい人生を切り開こうとしているのだから自分が店長としてできる事は何でも惜しまない。
仕事の引継ぎなどは自分がうまく切り盛りする。
退職日などは人事などにも掛け合う。
その子の人生がかかっているのだから!!!

正直、あまり好きでない人もいる。きっとその人も私の事をは苦手なのだと思う。それでも私と共に働いてくれた事を考えたら、とてもありがたいし、出来るだけの事はしたいと思う。

ものすごくかわいがっている人もいる。その人のおかげでここまで出来たと思えば、最後は私がその人の為に尽くしたい。

とにかくどんな人に対しても、今までの感謝の気持ちを込めて、全力で応援する。次の人生の旅立ちを応援するつもりで。


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成功が複数の成功を呼んでくる

私は 「成功が複数の成功を呼んでくる」 と完全に信じている。

ゴールデンウイーク(GW)中に後輩の店長Sさんから一本のメールが届いた。

=GW効果で昨日の売上は良かった。もう少しで60店舗中1位だった。今日はどのくらいいくかな?=
って感じの内容。
少し満足しているような、結構嬉しいようなニュアンスを感じた。

私は
=絶対1位を取らなきゃ!何が何でも!絶対取れるから!どんな手段とってもやらなきゃ!ここでの勝ち(1位)が絶対次の勝ちを呼ぶから=
的な内容を返信した。

さすがS店長、見事1位を取った。一日だけだが1位を取った。

この1位が何をもたらすのか。

スタッフの自信
店長の自信
成功神話
達成感
希望
期待
モチベーション
ポジティブシンキング
などなど、、、数え切れない。

1位になる事、勝つ事、成功する事でのみ得られるものがある。
これが次の成功を呼び寄せる。
だから、絶対成功させる。

「勝ち癖をつける」なんて言葉があるが、同じ様な事だと思う。
勝ち続けると負けたくなくなるし。

小さな勝ちでいい、小さな成功でもいい。
たとえば、 <朝15分早起きする> とか。
出来そうだけど、結構難しい。
けど、やり続けたら必ず自信が生まれる。

この積み重ねが大成功になる。

S店長、次の移動で栄転できるといいね。


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相手を尊重する

私は 「自分より優れている」「私の知らない能力を持っている」 と思って部下に接していきたいと思っている。
たとえ自分より立場の低い人でも 『相手を尊重』 していたいとの思いから。
決して卑屈になっているのではない。

外資アパレルのマネージャーだった時、アルバイトで Yさん(男性) が入社してきた。
このYさんが問題児で、すぐにマネージャ会議で辞めさせたほうがいいんじゃないかと意見が出た。
しかし、私とマネージャーのMさんとで「採用責任もあるから3ヶ月は様子を見ましょう。私たちで育てます。」と言ってその場を収めた。

とは言っても問題児。どうしようと考えた。
「まずはコミュニケーションを重ねよう。何か特技や趣味があるはず、、、。」
本人に聞いてみると、もじもじしながら
「スノボーかな、普通の人よりはうまいですよ。」
まぁ普通の回答。これと言って話も膨らまない。

で、Yさんと仲のいい人にスノボー以外に何かないのかと聞いた。すると、、、
「なに言ってるんですか!Yさんのスノボーは特技レベルじゃないですよ!北欧のある国のオリンピックチーム監督をやってくれってオファーがきたんですよ!」
私はしばしボーゼン、、、。
「ぢゃあ、なんで今ここにいるの?ここで働いてるの?」
「それが、、、この仕事が楽しいみたいですよ、この仕事にかけるって言ってましたよ」

店の中では私がマネージャー、Yさんがアルバイト。
でも一歩外にでたら、私は普通の会社員、彼はオリンピック級スポーツ選手。

「自分より優れた人はたくさんいる。身近な人でもその人の一面を見ているに過ぎない。どんな人にも敬意を払って、尊重して、そうやって接していかなければ自分が損をする。」
と思った。
それから立場、性別などに関わらず 『相手を尊重する』 姿勢を心がけている。

ちなみにYさんは後にマネージャーに昇格した。


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部下を手本にする

部下を手本に色々学び始めた時、バッと自分の世界が広がった。

新入社員の頃は先輩がたくさんいて、いろんな人のいい所を真似たり出来きた。
でも店長になると、毎日上司に会わなくなる。
会議の時や店舗視察で上司が来店する時などに限られる。
上司から学ぶどころか、自分が手本になる立場。
そう思うと、出来るだけ時間を作って勉強しなくてはいけない。
この思いは結構プレッシャー。

私があるお店の店長をしている時に、Sさんという女性が部下についた。
体は小柄、見た目は穏やか、なのにとにかく仕事が出来る!!!
びっくりするほど出来る。
自分よりSさんのほうが仕事が出来るとも思っていた。

そんなSさんの事を、私はとても信頼していた。
いてくれなくては困る人材だ と思っていた。

ある時、「なんでこんなにSさんは仕事が出来るのかな?何でこんなに私はSさんを信頼しているのか?」という発想が生まれた。
そしてSさんの事をよーく観察したり、分析したりし始めた。
すると
「素直である」
「常に前向きである」
「チームワークを重視する」
「常に笑顔でいる」
「楽しく仕事をする」などなど、、、
たくさんの成功の秘訣を彼女の中に発見した。
Sさんの行動からそれを発見したんです。
その時  『こんなに身近に手本とすべき人がいるじゃないか!!!』  と思った。
すると今まで 「自分が手本でなくては」 というプレッシャーがスッと抜けた。

『部下から学ぼう』と思ったら、あらゆる部下のいい所が見えてきた。
その頃から私のマネジメントの仕方、部下への接し方も変わっていった。

自分の価値観が、人生観が変わった時だった。


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